症状
3人のお子様の育児に忙しい30代の主婦の患者さんです。小さなお子様の育児で毎日が戦争状態とのこと。
学生時代に体育会のテニス部に所属していてその頃から腰痛があったのですが、一人目の子供を出産後から腰痛が更に強くなったり病院ではヘルニア気味と診断されたそうですが、育児に忙しくてつらくなると接骨院にいってマッサージをしてもらってしのいでいのですが、最近になって痛みが更に強くなり家事にも支障を来し始めたのでなんとか治したいと思い当院をご利用頂いたそうです
原因
1、骨盤のゆがみを矯正
2、腰の筋肉にトリガーポイント
一目みて分かる程骨盤が大きく歪んでいました、そのせいで右足が左足と較べて3cm位短くなっていました。これだけ骨盤がゆがむと体のバランスが崩れて姿勢を保つ筋肉に強い負担が発生します、その状態が長期間続いたので腰からお尻にかけての筋肉に強い痛みを起こすトリガーポイントが沢山発生していました。
テニスは骨盤がゆがみやすいスポーツなので学生時代から骨盤が歪んでいた可能性が高いです。
効果
施術後に感想を伺うと「なんか痛みが減ってます」、「自分お体じゃないくらい体が柔らかくなりました」とのこと。
2回目の来院時に状態を伺うと「痛みが半分以下に減っています」との事、その後は施術をするごとに痛みが減って行き5回目来院時に状態を聞くと「なんか最近痛みが全然ないんです」とのこと。
トリガーポイントが沢山発生していたのでもう少し時間がかかるかと推測していましたが予測に反して早くよくなれれました、患者さんの回復力が強いのだと思います。
学生時代スポーツをしていた人は治るのが早いケースが多いです。
腰の周りに発生した筋肉のコリです。
背中~腰~お尻にかけてかなり年季に入ったコリが発生していました。
そして根本原因ですが、二つありました。
1、骨盤の歪み
2、小腸の不調
です。
内蔵の長引く不調は腰痛に大きく影響を与えますが、
小腸は主に
1、腰周辺
2、臀部周辺
3、股関節周辺
に痛みを発生させます。
小腸が弱ってしまう原因は色々ありますが、
アレルギー物質が影響を与えているケースが結構多いです。
小腸は免疫機能をもっているので(体中の免疫細胞の70%は小腸に集まっています)
体にとって有害なものが入ってくると、
排除したり無毒化しようとして働く為に弱って来ます。
小腸にアレルギー反応を発生させる代表的なものは
1、アレルギー物質を含んだ食品
2、花粉
3、ダニ、ハウダスト
などですが、あまり知られていないですが
中国から飛んでくる黄砂やPM2.5にも結構アレルギー反応を示します。
今年の6月初めに季節外れの
黄砂が飛んできて、その時にPM2.5の濃度も高くなっていたので、
今回の患者さんが「6月に入ってから腰痛が酷くなった」とおっしゃっているのは、
黄砂やPM2.5が小腸にアレルギー反応を発生させて腰の筋肉がより緊張して
痛みが強くなった可能性も考えられます。
※花粉症をお持ちの方は、腸が黄砂やPM2.5にアレルギー反応を起こしている人が多いです。
さて施術内容ですが、
根本原因である、
1、骨盤の矯正
2、小腸が元気になる施術
などを行いました。
その後に、
腰やお尻に発生した年季に入った筋肉のコリを軟らかくする施術を行い
最後に自律神経を調整して終了です。
患者さんの感想とては、
1回目の施術終了後に
「腰の痛みが半分程度になった」とのこと。
先日3回目の施術でご来院されましたがその時点での痛みの度合いは、
「普段は痛みが気にならないが、朝起きたときに少し痛みが出る」
との事でした。
10年以上前からの慢性的な痛みが2回の施術でかなり楽になってきているので、
順調な改善状況です。
この調子でいけば、
合計5回程度の施術で朝の痛みも消えると予測されます。
慢性的な腰痛も今回のケースのように、
「直接原因」、「根本原因」の両面からアプローチして行けば改善可能です。
お困りの方は一度ご連絡いただければと思います。
お役に立てるはずです。