症状
40代の主婦の患者さんです
半年前からお左のお尻、股関節、太ももに痛みが出始め1ヶ月前から痛みが強くなり何もしなくてもジンジン痛みかなりお辛い都のこと。
病院では「腰の骨の隙間が狭まっています」、「筋力が弱いのが原因なので筋肉を鍛えて下さい」とアドバイスされたのジムに通い始めたところ痛みがさらに強くなり痛み止めを飲んでも効かないとの事。
原因
下記の二つの原因が見つかりました
1、食物アレルギーで大腸の左側が炎症
2、炎症を起こした大腸の周辺の筋肉に強い緊張が発生
食物のテスターで調べると「ショウガ」に強いアレルギー反応がでました。排便される前に便がとどまる大腸の最後の部分が強い炎症を起こしていると推測されます(左の骨盤の内側辺り)。
内臓が炎症を起こすと周辺の筋肉に強い緊張が発生し痛みが出ます。ショウガアレルギーで筋肉に軽い炎症が発生し座骨神経痛を誘発していたと考えられます。さらにその筋肉を鍛えるためにジムで負荷をかけたので炎症が強くなり痛みがひどくなったのではないでしょうか。
患者様からヒアリングすると冷え症が強いので1年前以上前からからショウガ湯をほぼ毎日飲んでいるとの事、その影響でアレルギーが発症したものと思われます。
施術
1、大腸のアレルギーを抑制する施術
2、筋肉の緊張を緩め炎症を改善する施術
3、アレルギーゲンであるショウガの接種を控えてもらうようにアドバイス
4、スポーツジムでの筋トレは暫く控えて頂くようにアドバイス
効果
最初の施術終了後は「なんか痛みが軽くなった気がする」とのこと、2回目の施術前に確認すると「痛みが半分程度に減った気がする」との事。その後は施術ごとに痛みが減少し5回目の施術前の感想では「なんか痛みがほとんどなくなったんですけど、チョット信じられません」との事でした。
座骨神経痛だけなく、腰痛や関節の痛みは食物アレルギーが原因のケースがかなり多いです、今回は最初にアレルゲンが特定出来たので早く改善することが出来ました、良かったです。