症状
30代の女性患者さんです。
昔から寒い時期になるとお尻~太ももにかけて痛みが出るとのこと。今年の冬は今まで以上に痛みがひどくなり病院にいったら「ヘルニアっぽいので様子をみましょう」と言われてシップと痛み止めを出されたそうです。接骨院に通っても痛みが減らないので知り合いの紹介で当院をご利用頂いたとのこと。
原因
原因として下記の3点が見つかりました
1、腎臓の機能低下
2、骨盤が開いている
3、筋肉にトリガーポイントが発生(強い痛みを発生させるしこり状のコリ)
内臓が弱ると内臓体性反射と呼ばれる生理現象が起きて内臓周辺の筋肉に強い緊張が発生します、腎臓は寒さに弱い臓器なので毎年冬になると冷えで腎臓が弱ってしまうのではと推測されます。
腎臓が弱ると腎臓下垂がおき腎臓が下にさがります、その影響でで骨盤が開いてしまいます。骨盤が開くことでもお尻や太ももの筋肉に強い緊張状態が発生します。
この二つの原因により筋肉にトリガーポイントが発生して強い痛みが出ているものと推測されます。
施術
下記の施術を行いました。
1、腎臓を元気にする施術
2、骨盤の開きを矯正
3、筋肉のトリガーポイントを緩める施術
4、カイロで腎臓を暖めるようにアドバイス
効果
来院時はベッドで動くのも辛い状態でしたが、1回目の施術後に「寝返りが楽に出来ます」との事。
立ち上がってもらっうと「痛みがかなり軽くなりました」との事。
その後は施術のごとに痛みが軽減してゆき5回の施術で痛みはほとんど感じなくなったとのこと。
内臓の不調も座骨神経痛の原因となります
座骨神経痛の原因は人によって様々です、座骨神経痛で病院へ行くと「腰の骨のが原因」とされがちですが当院の施術経験では腰の骨が原因の座骨神経痛は2割程度です、ほとんどは内臓や骨盤に原因があります。その場合はいくら腰の骨を矯正したり筋肉をマッサージしてもよくなりません。今まで治療を受けても良くならなかった方は一度当院を利用して見て下さい。