当整体院では不定愁訴でのご利用が毎月とても多いのですが、
その原因となっているのが、
「遅延型アレルギー」の存在であるケースがとても目立ちます。
「遅延型食物アレルギー」とは日本では最近になって知られ始めた食物アレルギーです。
その一番の特徴は、とても多岐に渡る不調が発生する事です。
代表的に症状だけでも100種類以上存在すると言われています。
遅延型食物アレルギーの詳細についてはコチラの記事を読んで下さい。
今回は遅延型食物アレルギーが原因の改善例の一つをご紹介させて頂きます。
20代の女性会社員の患者様です。
10年以上前から様々な不調が続いていいるそうです。
代表的な不調としては、
慢性疲労、頭痛、めまい、動悸、吐き気、体中がコリ固まってカチカチで体中が痛い、
等だそうです。
その中でも特につらいのは、
1、慢性的な疲労感
朝起きた時から毎日体が重ダルイ、夕方は疲労でクタクタ。
2、背中や腰が凝り固まってバリバリ
仰向けで寝ると背中や腰が痛い。朝起きた時には体がカチカチにでですぐに動けない状態。
だそうです。
病院にも何件か行ったそうですが、
血液検査や内臓の検査などをしてもらっても
「検査しても特に異常はありません」
「悪い所がないので治療のしようがありません」
「自律神経の乱れかもしれないので心療内科を紹介します」
などの説明だったそうです。
ネットで調べていたら、当ブログに、
自分と同じような症状の改善例が載っているのを見つけて、
当院をご利用されたそうです。
最初に体をチェックさせ頂きました、
原因として色々な不調箇所がみつりましたが、
特に影響を与えている原因は下記の二つと推測されました。
1、遅延型食物アレルギー
2、肝臓の疲労(食物アレルギーが続くと肝臓が疲労します)
遅延型食物アレルギーはどの食品が原因かを、
さらに調べて行きますと。
「パン」に強いアレルギー反応が出ました。
パンの中には、小麦、卵、バター、イースト菌等が含まれているので、
どの成分に反応しているのかをさらに調べると、
「イースト菌」に強いアレルギー反応がでます。
※アレルギーの検査方法ですが、アメリカで開発された「アプライドキネシオロジー」という治療方法で用いられている「筋肉反射テスト」と呼ばれる検査方法を使用します。
人間の体の中にはアレルギー物質に強く反応する部位があるので、その部位に食品を直接接触させた上で、筋肉の力の入り方の強弱を確認するやり方です。
患者さんによると、子供の頃からパンがとても好きで、
お米よりパンを食べる事が多かったそうです。
とても、皮肉な事ですが、遅延型食物アレルギーは、
「自分の好物で良く食べている食品」
「健康の為に良いと思って毎日食べている食品」
にアレルギーを起こしやすいんです。
今回も「パンがアレルゲン」という説明をさせて頂くと、
とてもショックを受けられている様子でした。
さて施術内容ですが、主には下記の施術を実施しました。
1、アレルギーを軽減させる施術。
(アレルギーに影響を与える小腸、虫垂、脾臓等を活性化させる施術)
2、肝臓の疲労を回復させる。
3、自律神経&ホルモンの調整。
さらに、
「パン」および「イース菌」を使用している食品を、
3カ月間食べないようにしてもらうようにアドバイスさせて頂きました。
さて結果ですが、
週1回程度の間隔で1クール(5回)通院していただきましたが、
不調だった症状はほとんど感じなくなったそうです。
1、疲労はかなり軽減して夕方になっても元気で仕事が出来ている。
2、体中のコリが減少して痛みは意識する事がなくなった。
3、頭痛、めまい、吐き気もほとんどでなくなった。
との事でした。
「こんなに元気になるとは思っていなかったです」
「もっと早く来ればよかった」
とのお言葉を頂きました。
最近はこのブログで「遅延型食物アレルギーの記事」を書く機会が多いので、私のブログの記事を読んでご来院される患者が増えています。
このブログに記事に当てはまるような症状でお困りの方は、
是非当整体院を利用して見て下さい。
多くのケースで長年お困りの不調を改善して頂けるはずです。