遅延型食物アレルギーの改善に取り組んでいます
【タイトル】
遅延型食物アレルギー:症状、原因、検査、対処法を徹底解説
【概要】
本記事では、遅延型食物アレルギーについて詳しく解説します。遅延型アレルギーの特徴や症状、原因、検査方法、そして対処法について知りたい方は必見です。
【目次】
- 遅延型食物アレルギーの特徴とは?
- 即時型との違い:症状、発症メカニズムの比較
- 遅延型アレルギーの主な症状とその影響
- 人々の感想:遅延型アレルギーの診断に至るまで
- アレルギーを引き起こす食品リスト
- メカニズム解説:なぜ遅延型アレルギーが起こるのか?
- 検査方法:病院での検査や自己検査キットの利用法
- 整体院でのアプローチ:告知のタイミングと対応策
- アレルギーを改善する方法とは?
- 結論:遅延型食物アレルギーの抑制がもたらす効果
遅延型食物アレルギーの特徴とは?
食物アレルギーには二つのタイプが存在しています。一般的に知られているのは「即時型食物アレルギー」です。
即時型食物アレルギーはアレルゲンとなる食物を食べると短時間で強いアレルギー症状が発生します。代表的な症状は「蕁麻疹」、「下痢」、「吐き気」などです。症状がひどい場合はアナフラキシーショックと呼ばれるショック症状が発生します。
一方、遅延型食物アレルギーはアレルゲンとなる食品を食べてから6~12時間後にアレルギー症状が起きます。遅い場合は1週間以上後にアレルギー症状が起きるケースもあるそうです。また、即時型アレルギーと比較すると症状が重篤でないのも特徴です。そのかわり実に多岐に渡る不調が発生し現在150種類以上の症状が確認されえいます。
遅延型アレルギーは30年程前にアメリカで存在が発見されましたが、日本であまり一般的に知られておらず、医師も関心が薄い方が多いようで「本人が気づかずに過ごしている」あるいは病院でも見逃されて「別の病名がつけられてしまう」ケースが多いようです。
このような方は「遅延型食物アレルギー」が疑われます。
下記のような状態に当てはまる方は遅延型食物アレルギーを抱えている可能性が高いです。
病院へ行っても良くならない、原因が見つからない痛みや不調を抱えている
頭痛、肩こり、腰痛、関節痛など体中が慢性的に痛い。
いつも疲れている、過敏性腸炎になりやすい、アレルギー症状が頻繁に出る。
子供の頃からずっと体調が悪く体質だと思って諦めている
花粉症、アトピー、湿疹などが頻繁に発生する
即時型アレルギーとの違い
即時型食物アレルギーと較べた症状の違いは下記です
- 症状が遅れて発症する(3~12時間後、場合によっては数日後)
- あまり重篤な症状は出ない
- 発症する症状が多岐に渡る(150種類以上)
遅延型食物アレルギーの主な症状
現在150以上の症状が確認されていますが人によって強く出る症状に違いがあります、元々弱い部位に症状が強くでるケースが多いようです。
【脳・神経系】
慢性疲労、体がだるい、不眠、集中力欠如、無気力、頭痛、めまい、耳鳴り、うつ病、自律神経失調症、 慢性疲労症候群、副腎疲労症候群、パニック障害、適応障害、不安障害、自閉症、学習障害、アスペルガースペクトラム障害、多動性障害。
【消化器系】
過敏性腸症候群、下痢、便秘、胃痛、腹痛、腹部のハリ感、腹部の膨満感、胸焼け、吐き気、潰瘍性大腸炎、逆流性食道炎、下血、頻尿。膀胱炎、痔。
【呼吸器系】
動悸、息苦しい、喘息、咳喘息、気管支炎、慢性鼻炎、副鼻腔炎、喉の痛み、喉の詰まり感。
【痛み系】
頭痛、肩こり、首こり、背中の痛み、肩甲骨の痛み、腰の痛み、股関節の痛み、坐骨神経痛、指・手首・足首・膝等の関節炎、リューマチ。
【皮膚系】
アトピー性皮膚炎、肌荒れ、吹き出物、ニキビ、湿疹、乾癬、肌の色のくすみ、口内炎、歯肉炎。
【婦人系】
生理痛、生理不順、月経前症候群、更年期障害、不妊、流産、冷え性、むくみ。
【その他】
肥満、代謝側類、やせすぎ、太れない、虚弱体質、身長が低い。
遅延型食物アレルギーが判明した人の感想
世田谷整体で遅延型食物アレルギーが不調の原因だと判明した人の感想を幾つかご紹介しておきます。
- 長年胃腸の調子がわるく困っていたが病院ではストレスが原因だと言われそう信じ込んでいた。
- 昔から慢性的に疲労感が強く何をするのもシンドイのでそういう体質だと思っていた。
- 病院で腱鞘炎と診断されたが数年間も続いているのでどうもおかしいと思っていた。
- すぐ疲れてしまうので自分は怠け者なのではないかと悩んでいた。
- 肩こりが酷いのはパソコン使用時の姿勢が悪いからだと思い込んでいた。
- 腰が痛いのは筋力不足なので筋力を付けなさいと言われてが筋トレをすると反対に痛みが強くなりおかしいと思っていた。
遅延型食物アレルギーを引き起こす食品
アレルゲンになっている事が多い食品
アレルゲンとなるものは多岐に渡りますが世田谷 整体の患者様の中で目立つ食品は下記です。週3回以上食べている食品がアレルゲンになりやすいと言われています。なので必然的に健康の為にと思って頻繁に食べていた、あるいは好物なので頻繁に食べていた食品がアレルゲンとなっている事が多いです。
- 麦類及び麦を使った食品:パン、ケーキ、クッキー、麺類、麦茶、もち麦、オートミール
- 果物系:イチゴ、リンゴ、モモ、トマト
- 野菜系:ネギ、タマネギ、ニンニク、ニラ、ジンジン
- 大豆及び大豆を使った食品:納豆、豆乳、豆腐
- 卵及び卵を使った食品:ケーキ、クッキー、プリン、マヨネーズ
- 牛乳及び乳製品:ヨーグルト、バター、チーズ、ケーキ、プロティン
- 香辛料:唐辛子、ショウガ、辛子、ウコン
- 発酵食品:ヨーグルト、チーズ、ぬか漬け、キムチ、甘酒、味噌
その他のアレルゲンとして目立つ食品
- 嗜好品:コーヒー、ココア、チョコレート、シナモン、バニラ
- 魚介類:エビ、かに、鮭、イクラ、鯛、かき
- ナッツ類:ピーナツ、アーモンド、マカデミアナッツ、ヘーゼルナッツ、クルミ、ピスタチオ
- 野菜類:ナス、ピーマン、ジャガイモ、里芋
- 香辛料:ショウガ、唐辛子、コショウ、ウコン、山椒
- 植物油:オリーブオイル、ココナツオイル、グレープシードオイル
- 果物類:メロン、キウィフルーツ、スイカ、アボガド、マンゴー
- 飲み物:炭酸飲料、ルイボスティー、麦茶、ほうじ茶
- 酵母類:イースト菌、納豆菌、麹菌、乳酸菌
- 米類 :玄米、ぬか、餅米
上記以外の食品でも「好物」や「健康の為に」と思って週3回以上摂取している食品がアレルゲンとなっているケースも多いです。
遅延型食物アレルギーのメカニズム
アレルギーを発生させる原因は小腸の中で免疫活動をしている白血球の暴走です。小腸は消化・吸収活動だけでなく免疫活動もしています、食物と一緒に小腸に侵入して来たウイルスや悪い菌を白血球が退治してくれることで感染症にかかるのを防いでいます。そのため小腸には体中の白血球の60%が集中していると言われています。
同じ食品を頻繁に食べていると食品のタンパク質を白血球が敵と学習してしまい攻撃を始めます。この攻撃は次第に激しくなり白血球がいよいよ暴走状態になると自分の体の細胞ま一緒に攻撃してしまいます。攻撃を受けた細胞は傷ついて炎症を起こします。
また白血球はサイトカインと呼ばれるホルモンに似た物質を放出して体中の白血球が情報交換をしているの、小腸の白血球が「敵が侵入した」と伝えるサイトカインを大量に放出するとそれを受け取った体中の白血球が暴走を初めていたる所で細胞を攻撃してしまい、体中が炎症を起こした状態になります。
この細胞の炎症が様々な痛みや不調を発生させる原因と考えられています。
遅延型食物アレルギー見つける方法
残念ながら遅延型食物アレルギーに対する根本的な治療方法は現在のところ確立されていません。しかし、アレルゲンとなる食品を「食べない」ことで症状の発症を抑えることができます。そのためにはアレルゲンとなっている食品が何かを見つけることが最も重要になります。世田谷 整体院ではアレルゲンを見つける事を重視しています。
病院でアレルギー検査を受ける場合
即時型アレルギーと遅延型アレルギーではアレルギーを発生させる抗原の種類が異なります。即時型アレルギーを発生させる抗体は「Ige抗体」で遅延型アレルギーを発生させる抗体は「Igg抗体」です。
病院で一般的に行われているのは即時型アレルギー用の「Ige抗体の検査」なので、この検査では遅延型アレルギーは発見できません。
最近では、遅延型食物アレルギー用の「Igg抗体のアレルギー検査」を行っている病院も増えているようですが、保険が効かないために高額になります。一般的な90種類程度の検査なら約6~7万円程度です。
自分で出来る検査キットを使う
自分で血液を採取してアメリカの検査機関に送ると検査結果が返送されてくる検査キットも販売されています。96品目対応で5万円程度です。(アマゾンなどで購入できます)この検査キットを使うと費用を抑える事が出来ます。
《検査を受けた人の感想》
- 毎日飲んでいたコーヒーがアレルゲンだったとは。もっと早く検査していれば良かった。
- 昔からアトピーに悩まされていたが、小麦が原因だったと分かり受けて本当に良かったです。
- 健康に良いと思って毎日飲んでいた豆乳がアレルゲンでした。早く分かっていれば飲まなかったのに。
- 大好きなお米がアレルゲンだったという結果にショックです。もう食べれないと思うと、検査を受けなければよかったとも思います。
世田谷整体における告知のタイミング
自分の好物にアレルギーが出ているとお伝えするとショックをお受けになる方もいらっしゃいます。よって世田谷整体院では初診時に食物アレルギーの存在が疑われる場合でも強い確信が持てなければ、初診時にはお伝えしないケースもあります。
数回の施術を実施しても改善が度合いが悪く「遅延型食物アレルギーが原因の可能性がかなり高い」と判断した時点でお伝えするようにしています。
※初診の段階で強く確信が持てる場合はお伝えするケースもあります。
遅延型食物アレルギーを改善するための方法
アレルゲンを一定期間抜く
アレルギーの原因となっている食物を一定の期間食べないようにすれば、その食品を敵だと判断している白血球や抗体が次第に減少してアレルギーが発生しにくくなります。その期間はアレルギーの程度により差があるそうです大まかな目安期間は下記です。
- ごく軽いアレルギー:1ヶ月程度
- 軽度のアレルギー :3ヶ月程度
- 重度のアレルギー :6ヶ月程度
世田谷整体の施術方法
アレルゲンを特定します
食品のテスターを用意していますので筋肉反射テストを使ってアレルゲンを特定します。
アレルゲンの食品を控えて頂きます
食べない様にする期間の目安は当院からもお伝えしますので、そのアドバイスを参考にして一定期間は食べるのを止めて頂く事をお勧め致します。
アレルゲンが小麦の場合は「グルテンフリーの食材」がありますし、米については「アレルギーを起こしにくい種類の米(ササニシキ系)」もありますのでそちらに替える事もご検討下さい。
世田谷 整体ではアレルギーを抑制する施術を実施
- 白血球の暴走に影響を与える内臓の調整(小腸、虫垂、胸腺、脾臓)。
- 自律神経・ホルモンのバランスの調整。
- アレルギー抑制するセルフケアを指導。
- 小腸の状態を状態を改善(腸漏れの改善)
- 腸内環境を改善するための食生活のアドバイス。
- 遅延型食物アレルギーを抑制すると様々な不調が改善します
遅延型アレルギーを抑制すると体調がとても良くなります
世田谷整体の過去の施術実績では遅延型食物アレルギーを抑制すると長年お困りの痛みや不調が劇的に改善するケースが多いです。
また体が今までと較べて体が疲れにくなり日常生活におけるQOL(生活の質)が大幅に上昇します。
長年原因不明の不調でお困りの方はお気軽に世田谷整体院にご相談下さい、お役にたてるケースが多いと思います。