症状
40代の男性患者さんです。
元々腰痛持ちだったそうですが1ヶ月前から激痛が発生して病院ではヘルニアと診断。保存療法を選択したらしいのですが痛みが全く改善しないので「なんとかなりませんか」とのご要望です。病院で撮影した画像もお持ちになられましたが画像を見る限り今回は本当のヘルニアのようです。
原因
各種のテストをしましたがやはりヘルニアの要請反応が出ます。しかし他にも根本原因が見つかりました。
1、腰痛のヘルニア(椎間板の飛び出し)
2、骨盤のゆがみ
3、腰椎のゆがみ
3、筋肉のトリガーポイント
痛みの一番の原因はヘルニア(椎間板の飛び出し)による神経の圧迫と思われますが、筋肉に沢山のトリガーポイントが発生トリガーポイントが原因の痛みも加わっているようです。
骨盤に大きなゆがみもあり骨盤のゆがみが腰椎のゆがみを生みだし、その結果ヘルニアを発生させた可能性が高いです。
施術
1、骨盤のゆがみと背骨のゆがみを矯正
2、筋肉のトリガーポイントを緩める
効果
施術後に少し痛みが減ったとのこと、椎間板の飛び出しはすぐには治らないのですが、トリガーポイントから来る痛みが減少したのと、骨盤と背骨を矯正することで飛び出した椎間板が少しヘコみ神経の圧迫が減少したのかもしれません。
5回施術後には当初から比べれば痛みは50%程度になったとのこと。これはトリガーポイントが消滅した事による痛みの軽減効果が大きいと思われます。
その後も施術を続けましたが痛みは少しずす減ってゆきました。飛び出した椎間板が少しづつ元に戻ってきていると推測されます。
結局週一ペースで3ヶ月通院して頂きましたが3ヶ月目には痛みがほぼ消滅。ご自分の自然治癒力で椎間板の飛び出しが元に戻たのだと思われます。
ヘルニアを治すのは手術以外だと自分の自然治癒力で治すしかないのですが、椎間板の飛び出しを発生させた骨盤や背骨のゆがみがそのままだと治るのに長い期間がかかります。
骨盤や背骨を矯正することで本当のヘルニアも回復が早くなります。