症状
1年以上続く喘息でお困りの20代の女性患者さんです。当院ホームページの改善例を見て「自分に似た症状が載っていた」のでご来院頂いたそうです。
1年程前から咳が出始めて最初は風邪か思っていたのですが、長引いているので病院に行ったところ「気管支喘息」と診断されたとの事。薬の吸引等を行なっているのに咳が続きひどい時は一日中咳が出て体力を消耗してつらいとのこと。
他にも腹部の膨満感、頻繁に下痢が起きる、額や口の周辺に吹き出物ができやすい、慢性的な疲労感、 などの症状も有りました。
原因
体をチェックさしたところ「小腸に強いアレルギー反応」のサインが出ました、食物のテスターを体につけて筋肉反射テストを行なうと「鶏肉」に強い反応が出ました
食物アレルギーには「遅延型食物アレルギー」と呼ばれるタイプがある事が最近知られ始めました、このアレルギーが起きると100種類以上の不調が発生すると言われている厄介な食物アレルギーです。
患者さんの症状からして遅延型食物アレルギーが原因ではと推測されました。
遅延型食物アレルギーの主な症状
100種類以上の不調が確認されていますが代表的な症状は下記です
咳が続く、喘息、気管支喘息、咳喘息、不眠、頭痛、めまい、不眠、慢性疲労、腹部の膨満感、便秘・下痢、頻尿、アトピー、肌荒れ・・・・
人によって強く出る症状が違いますがその人の元々弱いところに症状が出やすいです。
今回の患者さんに対しての施術ですが、アレルギー反応を緩和させる施術や、呼吸の際に使用する筋肉の緊張を取る施術を行いました。主な施術は下記です。
施術方法
主に下記の施術を行ないました
1、アレルギーの影響を受けている内臓の調整
小腸、肺、脾臓等
2、自律神経やホルモンの調整
3、呼吸に関連する横隔膜や胸の筋肉の緩める
4、アレルゲンである鶏肉を控えて頂くようにアドバイス
効果
2回目の来院時に確認すると「咳がかなり減りました」とのこと。その他の症状も軽減が見られたそうです。
合計5回通院していただきましたが5回目の来院時点では、「咳は全く出なくなりました」、「他の不調も嘘のように良くなりました」との事。
その後は良い状態を維持するため月1回の間隔で通院してもらいましたが3ヶ月後には「薬をやめても喘息は再発していません」との事でした。
喘息にも必ず原因が存在しています、原因部分から改善すれば薬を飲む必要もなくなります。