今回の記録的な大雪の後に「膝が痛い」、「股関節が痛い」とおっしゃる新規の患者さんが続いています。
患者さんの多くは下記のような説明をされます。
「雪道を歩く際に足に力を入れていたのでそれが原因で痛くなった」。
患者さんはとして急に膝や股関節が痛くなったと思い込んでいます。
でも今回の大雪で膝や股関節が痛くなった患者さんに共通しているのは、
骨盤がズレて体に歪みが発生していることです。
そして腰やお尻、膝周辺のを触ると筋肉がカチカチに凝り固まっています。
ちょっと押すだけでも凄い痛みを感じるレベルのかなり年季の入ったコリです。
骨盤が歪むと、その下にある股関節、膝関節、足首の関節にも歪みが発生してしまいます。
その歪みをカバーするために股関節や膝周辺の筋肉に負担が発生して、
長い年月の間に筋肉に年季の入ったコリができます。
ただ少しずつ時間をかけながら凝り固まった筋肉は、
脳が痛みに鈍感になっていてコリが有っても脳が痛みとして感知しなくなります。
しかし雪道を歩いたり、スポーツをしたりして膝や股関節の筋肉に今まで以上の負荷がかかると、
いままで痛みとして感知していなかったコリが刺激され、脳が突然痛みとして感知し始めます。
これが急に痛みが発生するメカニズムです。
なので、患者さんからしてみれば、急に痛みが発生したように感じるのですが、
実はかなり以前から痛みを発生させる下地はできていて、
それが何かのきっかけで刺激され痛みとして出現したのです。
例えれば噴火直前までマグマが溜まっていた火山が、
なにかのキッカケで噴火してしまった状態です。
このような痛みを改善するには主に2方向から攻めて行きます。
一つは、筋肉にコリを発生させる根本原意となっている、歪みの矯正です。
骨盤、股関節、膝関節、足首の関節などの関節を矯正して行きます。
二つ目は、直接原因となっている筋肉の硬いコリやトリガーポイントをほぐしてゆく施術です。
ただ長年かけて出来たコリはそう簡単はほぐれません。
当院ではこの年季の入った曲者のコリに対して特殊テクニックを使いながらホグして行きます。
※このテクニックを企業秘密の部分なので細かくはかけませんが(笑)
主に上記のような施術を行うことで、
慢性的な膝の痛みや股関節の痛みもほとんどの場合で改善可能です。
急に痛くなった痛みは根本原因が隠れているケースがほとんどです。
当院ではチャンと根本原因から改善して行ますので、
膝や股関節の痛みでお困りの方は一度ご相談下さい。
お役にたてるはずです。