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患者様の改善例 : うつ病・自律神経失調症

症状別カテゴリ


病院でも治らなかった「うつ病」の改善例です。

当院では以前より「うつ病」や「自律神経失調症」でのご利用が多かったのですが、最近はご利用が更増えています。

今回は、20代男性会社員の改善例をご紹介します。

メーカーでSE(システムエンジニア)の仕事をされているそうです。仕事の量やプレッシャーが強くて、残業100時間を超える事もざらな環境だそうです。
1年程前から、
眠れない、食欲がない、仕事のやる気がでない、集中力がない、落ち込み感が強い、本や新聞を読んでも頭に入らない、頭痛や頭重感、慢性的な強い疲労感。
等々の症状が出始めて、病院では「うつ病」と診断されて、現在休職して5ヶ月経っているそうです。

暫く休職すれば症状が改善するかと思ったものの、一良くなる気配がなく、「このまま復職出来ないのではと思うとスゴク不安です」
「毎日体調が悪くてとても辛いです」
とおっしゃられていました。

今回は、職場の上司のご紹介で当院をご利用されました。
(職場の上司の奥さんが「産後うつ」で当院をご利用された事があるそうです)

患者さんのご希望は「何とか早く復職したい」との事です。

いつも通り最初に体をチェックさせて頂きましたが、体の色々な個所に悪い所がみつかりましたが、根本原因と推測される主な個所は下記です。

1、脳の疲労や機能低下。(特に扁桃体と背外側前頭前野)
2、副腎の疲労や機能低下。
3、肝臓の疲労や機能低下。

上記の状態について少し説明しますと、

【扁桃体】
脳の一部である「扁桃体」は主に次の二つの働きをもっています。
・「本能的に自分が危険か安全か」を判断する。
・喜怒哀楽の感情を感じる。
※特に不安、心配、怒り、嫌いなどのネガティブ系の感情に強く反応します。

仕事や人間関係などで強いストレスが続くと扁桃体が興奮してしまいます。扁桃体が興奮状態になると本能的に「自分が危険な状態」と強く感じてしまいます。

動物は自分が危険な状態に陥ると「逃げるか戦うか」しなければなりません。その際は扁桃体が、脳の中で自律神経をコントロールしている「視床下部」やホルモンをコントロールしている「下垂体」に指令を出して、自律神経やホルモンを介して体を「いつでも逃げたり戦える」戦闘態勢にします。

野生動物の場合は、外敵と戦って「勝つか逃げれば終わり」で戦闘態勢を取るのは短時間で済みますが、人間の場合の仕事や人間関係のストレスは長期間続きます。
人間も含めて動物の体は「長期間の戦闘態勢」に耐えれるようにはなっていません。よって、戦闘状態が長期間続くことで体中の色々な場所に不調が発生してしまいます。

また、扁桃体自体も働きが悪くなり、感情のコントロールが上手くできなくなり、切れやすくなったり、落ち込みが激しくなったりします。

【背外側前頭前野】
先ほど説明した「扁桃体」は脳の中でも本能的な部分ですが、「背外側前頭前野」は知性の部分です。特に人間はこの部分が発達しています。

働きの一つに「扁桃体」をコントロールする働きがあります。扁桃体が興奮状態になった時に、知性を働かせて扁桃体の興奮を抑え込む役割を担っています。

感情が、扁桃体の指示通りに働いてしまうと、動物と同じように本能的に行動してしまい、社会生活が上手くできなくなります。
よって人間は背外側前頭前野を発達させることで、扁桃体をうまくコントロールして円滑な社会生活が出来るようにしているのです。

しかし、扁桃体が長期間興奮していると、背外側前頭前野がだんだん疲労してしまい、扁桃体を抑え込む事が出来なくなります。
その結果、「体が常に戦闘状態」になってしまったり、感情面でも「不安感や憔悴感が強い」、「やる気が出ない」、「躁鬱状態」等が発生します。

【副腎】
副腎とは内臓なのですが、ホルモン生産したり分泌する部位です。
多くの種類のホルモンを分泌して体をコントロールしています。

扁桃体が興奮すると、その興奮が脳下垂体を刺激して、脳下垂体が副腎に対して、「体をいつでも逃げたり戦える状態にするホルモン」を分泌させる指示を出します。
体を戦闘状態にさせる時に分泌されるのは、「アドレナリン」、「ノルアドレナリン」、「コルチゾール」などです。
これらのホルモンが分泌さえれると体には次のような変化が発生し、戦闘態勢を整えます。

「血圧を上げる」、「脈拍数を上げる」、「血糖値を上げる」、「筋肉を緊張させる」、「血流を大きな筋肉に集中させて手先、足先の末端部の血流を抑える」、「胃腸への血流を抑える」、「脳を更に興奮状態にさせる」等。

このような状態が長期間続くと体には次第にダメージが溜まり、様々な不定愁訴が発生するようになって来ます。

また、副腎がこれらのホルモンを長期間に渡り大量に生産・分泌させていると副腎自身も疲労してしまいます。
副腎が疲労すると今まで分泌していた上記のホルモンの分泌が悪くなります。その結果「元気が出ない」、「疲労感が強い」、「やる気が出ない」などの症状が発生します。

【肝臓】
肝臓は体の中の化学コンビナートと呼ばれるようにとてもたくさんの機能を持っていますが主に次のような機能があります。
1、栄養分の代謝活動。
2、体とって悪い物質の解毒機能。
3、ホルモンの分泌や免疫機能。
4、消化液である胆汁の生産。

さらに、活性酸素を還元させる働きもあります。

活性酸素とは酸化力が強くなった酸素です。体が戦闘状態になるとその過程で活性酸素が大量に発生します。活性酸素は人間の細胞を酸化させてしまい、細胞や細胞の中のDNAを傷つけます。この状態が続くと様々な生活習慣病やガンを誘発させると言われています。

肝臓は活性酸素を還元(酸化力の弱い状態に戻す)す働きを持っています。体に活性酸素が大量に発生すると肝臓が活性酸素を還元させるためにフルパワーで働かなければならないので、次第に疲労してきます。
肝臓が疲労すると、代謝、解毒などの機能が低下してしまい、体に様々な不調が発生します。
特に顕著な症状は「疲労感が強くなる」事です。

上記のような部位の疲労や機能低下が複雑に絡みあって「うつ病が発生する」と考えられています。

うつ病は「心の病」とか「心の風邪」と言われる事が多いのですが、うつ病は決して「心の病」ではありません。脳や内臓の機能が低下することで発生するのです。

さて、今回の患者さんの施術内容ですが、主に下記のような個所を元気にする施術を行いました。

1、脳の偏桃体や背外側前頭前野の機能回復。
2、副腎の機能回復。
3、肝臓の機能回復。

これらの施術は、不調個所の反射点(ツボのような場所)を刺激したり、不調な部位の周辺をを軽くマッサージするような施術です。痛みもありませんし安全な施術です。

結果ですが、
最初の5回までは、週1回の頻度で施術を行いました。
5回目終了時点での患者様の感想は
「調子が良くなって来ている実感があります」との事。

その後は2週間に1回の頻度で通院してもらい、合計15回(最初の施術から約3カ月間)の施術を行いましたが、日を追うごとに心身共に回復されて、主治医のOKも出て無事復職を果たされました。

患者様からは、
「先生のお陰で復職出来した、本当にありがとうございました」
との嬉しいお言葉を頂きました。

現在は良い状態を維持するために、3週間に1回の頻度で通院して頂いております。
最初は時短勤務で勤務時間5時間から始められたそうですが、現在復職から3カ月たっても順調に仕事が出来ているそうで、来月からは通常の8時間勤務に戻るそうです。

再度申し上げますが、うつ病は「心の病」ではありません。
脳や内臓の機能低下が原因です。よってこれらの機能低下している部位を回復させる事で改善可能です。

うつ病だけなく、「自律神経失調症」、「適応障害」、「パニック障害」なども施術の考え方は全て同じです。機能低下している部位を回復させることで、改善可能です。

上記の症状が治らなくてお困りの方は一度ご相談下さい。
多くのケースで改善のお役にたてるはずです。

 


不定愁訴にも必ず根本原因があります。

毎年冬季は「不定愁訴」でのご予約が増えますが、今年も例年通りご予約が多くなっています。
・日照時間の減少によりセロトニンの生産が減る。
・寒さで体が冷える・内臓が疲労する。
・外出が減ることで運動不足になる。
・寒暖差により自律神経やホルモンのバランスが乱れる。
などが主な要因と考えられています。

不定愁訴とは
「原因が良く分からない心身の不調」という意味です。
代表的な病名としては、
「うつ病」、「自律神経失調症」、「慢性疲労症候群」等ですが、

その他にも下記のような症状も含まれます、

慢性疲労、倦怠感、胃腸の不調、めまい、みみなり、頭重感、頭痛、動悸、冷え、
自律神経やホルモンの乱れ、代謝の低下、便秘、下痢、腹部の膨満感、
咳がとまらいな、喘息 など。

その他にも
慢性的な肩こり、頭痛、腰痛、坐骨神経痛などの痛みも含まれます。

これらの症状でお困りの方は、病院で検査をしてもらっても、

「検査数値に異常はありません」
「たぶん疲労やストレスが原因でしょう」
「体に悪いところはないので心療内科に行って下さい」

と言われるケースが多いようです。

しかし、不定愁訴にも必ず根本原因があります、
不定愁訴の原因として多いものは下記です。

1、ストレスが原因となって脳が興奮したり疲労している。
ストレスが長引くと、脳の中の扁桃体、海馬、背外側前頭前野、視床下部、下垂体と呼ばれる部分が興奮したり疲労したりします。
その結果自律神経やホルモンの乱れが発生します。
この状態が長引くと、
頭痛、めまい、耳なり、慢性的な疲労感、動悸、うつ病、自律神経失調症などを誘発します。

2、内臓の疲労が原因となる痛みや不調。
運動をすると筋肉が疲労するのと同じように、内臓に過度な負担がかかると内臓も疲労します。
また、内臓は自律神経やホルモンにコントロールされているので、脳の疲労による自律神経やホルモンの乱れも内臓を疲労させてしまいます。

内臓が疲労すると、
慢性疲労、倦怠感、便秘、冷え、むくみ、動悸、代謝の低下などが発生します。

また、「内臓体制反射」と呼ばれる現象が起きて、筋肉に緊張が発生します。
この状態が長引くと、
肩こり、腰痛、頭痛、坐骨神経痛などの痛みを誘発します。

3、骨盤の歪みによる脳脊髄液の循環不良。
「脳脊髄液」と呼ばれる液体が脳の中で生産されています。
この液体は、脳の中を循環し背骨の中にも流れ込み、また脳に戻って来て脳の血管に吸収されるという循環を繰り返しています。

「脳脊髄液」は脳や脊髄神経に栄養分や神経伝達物質を運搬したり、蓄積した老廃物を排出する重要な役割りを持担っています。

骨盤に歪みが有ると背骨に捻じれが発生し、脳脊髄液の循環が悪くなります。
脳脊髄液の循環が悪くなると、脳や神経に栄養分が十分に行き渡らなくなったり老廃物が蓄積し、
脳や神経の機能が低下してしまいます。
その結果内臓や筋肉の疲労が激しくなり、様々な不調や痛みが発生します。

根本原因上記だけなく他にもいくつかの要因があります。
また、不定愁訴でお困りの方は、根本原因が一つではなく複数抱えている方がほとんどです。

よって不定愁訴を改善するには、
「根本原因」をシッカリと見つけ出す事がとても重要になります。

当院では施術に入る前に、複数のチェックを行う事で
「根本原因はどこなのかか」を
シッカリと確認します。。

その上で、これらの根本原因を改善させる為の施術を行います。
根本原因によって施術内容は異なりますので、
様々なテクニックを組み合わせながら施術を行います。

このように、原因をシッカリと把握して、適切な施術を行うことで、
不定愁訴でお困りの方でも多くのケースで健康回復を実現されています。

不定主訴でお困りの方は諦める前に是非当院にご相談下さい。
健康回復を実現して頂けるはずです。


自律神経失調症の原因は扁桃体、海馬、視床下部の不調でした。

このところ、うつ病や自律神経失調症でのご利用が増えてます。
自律神経失調症の最近の改善例をご紹介しておきます。

30代後半の女性患者さん(主婦)です。
半年程前から病院で「自律神経失調症」と診断されて、
「薬は飲んでいるもののあまり改善が見られない」とのこと。
当院へは「知恵袋の書き込み」を見てご来院されました。

主な症状は、慢性疲労、不眠、不安感が強い、胃腸の不調、頭痛やめまいが出る、
肩や首のこりがひどい。等で育児や家事をするのもかなり辛い状態とのことです。

最初に体を詳しくチェックさせていただきまし。
体の色々な部位に不調のサインが出ていましたが、特に不調のサインが強かったのは、
脳の中の部位である「扁桃体」、「海馬」、「視床下部」でした。

※当院ではカイロプラクティックの検査方法である、「筋肉反射テスト」や「反射点(ツボのような場所)」の触診をなどで検査を行います。怪しい検査ではありません。

ざっくりと説明しますと、
「扁桃体」や「海馬」は脳の中でも原始的な部分で本能的に感情(喜怒哀楽)を感じる場所です。
怒り、不安、心配、危険、敵、嫌いなどを本能的に感じます。
動物はこの扁桃体や海馬の働きで外敵や自然災害などの危険を察知して、自分の身を守ります。

動物が危険を感じた際は、
自分の身を守る為には「戦うか逃げるか」のどちらかを選択しなければなりません、
その時、扁桃体や海馬は強い興奮状態となり、
「視床下部」と呼ばれる自律神経に指示を出す場所に危険の信号を送ります。
この状態は扁桃ジャックと呼ばれています。

扁桃体は興奮が強いと実際に腫れるそうです。
また海馬の興奮状態が長く続いている人は海馬の神経細胞が死滅して、
海馬がだんだんと委縮して来るそうです。
委縮が進むとアルツハイマーになるとも言われています。

「視床下部」とは脳の中で自律神経をコントロールする場所です。
「交換神経」と呼ばれる「戦闘態勢の神経」と、
「副交感神経}と呼ばれる「リラックスモードの神経」
の両方にバランス良く指示を出すことで体を健康な状態に保ってくれています。

扁桃体から危険の信号が送られた「視床下部」は「交感神経」と呼ばれる、
「戦闘態勢を整える神経」を優位にして、
体にいつでも「逃げたり戦かったり」出来る体制を準備させます。

交換神経が優位になると、
筋肉が緊張する、血管を収縮させる、血圧を上げる、血糖値を上げる、脈拍数を上げる、
手や足の裏に汗をかく、内臓の働きを抑える。
などの身体変化をが起きて、いつでも逃げたり戦える体制を整えます。

このような状態が長期間続いていると、
筋肉のコリ、内臓の疲労、、脳の機能低下などが発生し、
体中の筋肉のコリ、頭痛、動悸、高血圧、高血糖、めまい、不眠、内臓の不調、など
体中に様々な痛みや不調が出現して来るのです。

動物が外敵に襲われた場合は、逃げるにしろ戦うにしろ、短時間で済みます。
しかし、人間は社会生活を営んでいるので、

会社で嫌な上司や同僚がいる、仕事のノルマがキツイ、ママ友や子供の友達の母親に嫌な人がいる、
育児のストレス、夫婦間の不仲、両親とのトラブルや介護、など、
怒り、恐怖、不安、心配などの感情を発生させる色々なストレスが存在します。

しかもこれらのストレスは長期間続くことが多いです。
特に最近は、SNSの普及がストレスを更に増長させています。

動物のストレスは「逃げたり戦ったり」が終了すれば終わる短時間のストレスですが、
人間のストレスは長期間続くストレスです。
ストレスを受けている間中からだは戦闘状態をとっているために、
体に強い負荷がかかり続けて、いよいよ体が負担に耐えられなくなり、
自律神経失調症やうつ病などを発症すると考えられています。。

自律神経失調症やうつ病などは上記以外にも様々な要因が影響しており、
発生のメカニズムはもっと複雑だと考えられているのですが、
すごくザックリと説明すると上記のようなメカニズムです。

今回の患者さんに問診時にお聞きした内容では、
「調子が悪くなる少し前に、幼稚園の役員になりかなり強いストレスを感じていた」。
とのことなので、このストレスがが桃体や海馬を興奮させたのではと推測されます。

さて今回の患者さんへの施術ですが、主に下記の内容を週1回のペースで5回行いました。
1、興奮している「海馬」、「扁桃体」、「視床下部」を鎮静化させる。
2、脳脊髄液の循環を良くして脳の疲労回復を図る。
3、疲労で機能低下している内臓を元気にする。(特に肝臓、副腎)
4、緊張している筋肉をリラックスさせる。
5、その他にも調子が悪くなっている部位を調整。
※施術にはカイロプラクティックの頭蓋骨セラピー、内臓セラピーや反射点(ツボ)を刺激する施術などを組み合わせて行います。

結果ですが、5回目の施術が終了時点で、
患者様に痛みや不調を数値化して頂くと、
「最初の20~30%程度になりました」とのこと。

さらに良い状態になって頂く為に2週間に1回のペースでもう5回通院して頂きました。
10回目の施術後に痛みや不調を数値化していただくと、
「10%程度になりました」とのこと。

日常的には以前の元気な時の状態が維持できているですが、
「ストレスが強くなると少し辛い症状が出る事がある」状態とのこと。

幼稚園の役員が後3カ月続くそうですので、
役員が終わるまでは月1回の頻度でメンテナンス通院をしていただくことになっています。

自律神経失調症と聞くとどうしても「心の病」と考えてられがちですが、
実際はストレスにより脳や内臓の機能が低下することが原因です。
よって原因を的確に把握して、原因の部分から改善してゆけば、
薬に頼らなくてもチャンと良くなるケースがかなり多いです。

今回の症例のような症状でお困りの方には、
まずは、病院でチャンと診察してもらうことをお勧めしますが、
もし病院で処方された薬を飲んでも良くならない場合は一度当院にご相談下さい。
多くのケースで改善のお役にたてるはずです。

 

 

 

 

 


自律神経失調症の根本原因は扁桃体でした。

自律神経失調症の改善例です。
50代の主婦(パート勤務)の患者さんです。

半年程前から、疲労感、不眠、頭痛、めまい、ほてり、元気が出ない、胃腸の調子が悪い、肩や首がガチガチに凝って辛い。など様々な症状でお困りとの事です。

病院では「自律神経失調症」と診断され、薬は何種類か飲んだもののあまり改善が見られないとのこと。
仕事の同僚のご紹介で来院されました。

問診の後に体をチェックしましたが、確かに自律神経が乱れているサインが出ます。
さらに自律神経を乱している根本原因の部分を調べてて行くと、
脳の中の、「視床下部」、「左背外側前頭前野」、「扁桃体」に異常のサインが見つかりました。

※当院で行っている体のチェックは「カイロプラクティック」の検査手法を使用しています。
怪しいん検査方法ではありません。

詳しく説明するととても複雑になるので、出来るだけわかりやすく説明しますと、

「扁桃体」は脳の中でも原始的な部分で本能的に喜怒哀楽の感情を感じる部分です。
感情だけでなく自分が安全か危険かを本能的に察知します。
特に心配、不安、恐怖、危険、嫌いな人、嫌な事などに強く反応します。
このような感情が長く続くと、扁桃体が興奮状態となり、
脳は自分は危険な状態だと思い込んでしまいます。

興奮が強いと実際に扁桃体が腫れるそうです。

「左背外側前頭前野」(略してDⅬPFC)とは知性で感情をコントロールする部分です。
扁桃体が興奮しても知性を働かせて、扁桃体の興奮を落ち着かせる働きがあります。
しかしながら、扁桃体の興奮が長く続くとDLPFCは疲労して来て、
扁桃体のコントロールが出来なくなります。

この状態を扁桃体ジャックと呼ぶ人もいます。

「視床下部」は自律神経をコントロールする場所です。
自律神経には「交換神経」という戦闘モードの神経と、「副交感神経」と呼ばれるリラックスモードの神経の2種類があり、この2種類を バランスよく働かせることで、
体を健康な状態に保っています。

しかし、扁桃体が興奮して脳が「今自分にとって危険な状態だ」と感じると、
視床下部は自分を守る為に、自律神経のなかの「交感神経」を優位にして、
体全体に「戦うor逃げる」の指示を出します。

交換神経が優位になると体には下記のような変化が発生し、
いつでも「逃げたり戦ったり」出来る準備をします。

1、体全体の筋肉に力が入り血管が収縮する。
2、血圧、脈拍数、血糖値が上昇する。
3、戦う為に必要でない内臓や免疫の働きを抑える。

これは生物が、外敵や自然の脅威から自分を守る為に培った体の仕組みです。
動物だけなく人間にもこの仕組みが働きます。

ただ野生動物と人間で大きく異なるのは危険状態の時間です。
野生動物の危険状態は短時間です、 逃げるか、戦って相手に勝てば危険は終わります。
しかし、 人間のストレスは長期間続きます。
「人間関係のストレス」、「仕事のストレス」、「家事や育児のストレス」、「その他のもろもろの悩み事、心配事」などは長期間続きます。

残念ながら、動物の体は長期間のストレスに耐えれるような仕組みにはなっていなんです。
長期間ストレスが続くと、その間体はずっと戦闘状態になっているので、
体にどんどん負担が蓄積します。

その結果、
疲労感、不眠、肩コリ、内臓の不調、動悸、高血圧、病気にかかりやすい、ガンになりやす。
などの様々な辛い症状が発生して来ます。
これが自律神経失調症による様々な不調のメカニズムです。

よって、この状態を改善するには、脳の興奮状態を解除することが必要です。
更に、自律神経の中の副交感神経を優位にして、体の戦闘状態も解除しなければなりません。

患者さんにこのような説明をしたところ、
体に不調が発生する少し前から、
「ご自分母親の介護と、旦那さんの実家の母親の介護」の両方が重なり、
メンタル面のストレスがとても強かったとのこと。
このストレスが扁桃体を興奮状態にさせたと推測されます。

今回の施術内容ですがカイロプラクティックのテクニックの一つである、
「頭蓋骨セラピー」というテクニックをメインに使用しました。

主な施術内容は下記です。
1、扁桃体を刺激して興奮を解除。
2、DLPFCの疲労を回復して扁桃体がコントロールできるようにする。
3、視床下部を刺激して交感神経を解除し副交感神経を優位にする。
4、脳脊髄液の循環を良くして脳が疲労しにくい状態を作る。

この施術はとても気持ち良いので、患者さんも施術中は眠っていらっしゃいました。
施術後の第一声は「気持ち良くていつの間にか寝てしまいました。頭がとてもスッキリしました」
でした。

2回目の施術でいらっしゃ時に状態を確認すると、
「その日の夜は久しぶりにグッスリ眠れて、朝起きた時は体がとても軽かったです」との事。
体の不調については50%程度は改善した感じがするとのこと。

脳や体に溜め込んだダメージを回復させるために、合計5回通院してもらいましたが、
「ストレスが強くなると不調は出るが、ひどかった時と比べると20%~30%程度の不調です」
とのこと。

今も介護のストレスが続いているため、予防の為に月1回はメンテナンスでご利用して頂いておりますが、以前のようなツライ状態になることはないとの事です。

うつ病についても、ほぼ同じようなメカニズムで発症しますので、上述のような施術を行えば改善は可能です。

うつ病や自律神経失調症でお困りの方は是非当院にご相談下さい。
改善のお役に立てるはずです。

 


自律神経失調症の改善例です。

毎年4月~6月は「うつ病、自律神経失調症、パニック障害、慢性疲労症候群」等
でのご利用が増えるのですが、今年も例年通りご予約が増えています。

今回は、今年の3月にご来院された女性患者様の改善例をご紹介します。

金融機関にお勤めの30代OLで人事関係の仕事をされているそうです。
リストラ等の影響で人が減り仕事量が増えて毎日終電で帰る状態が続いていたそうです。
半年前位から「不眠、慢性疲労、集中力の欠如、めまい、耳鳴り、頭痛」など
様々な不調で出始め、最近は仕事にも支障をきたすようになっているそうです。

病院に行ったら「自律神経失調症」と診断されて、
「休職したほうが良い」と言われたとのこと。
患者さんとしては「休職はしたくないのでなんとかなりませんか」と
言うことでご来院されました。

最初に各種の検査を行いましたが、下記の部位に悪い反応が出ました。

1、脳の疲労(特に背外側前頭前野、視床下部、下垂体)
2、副腎の疲労

少し詳しく説明しますと、
「背外側前頭前野」とは主に心配、不安、痛みなどの感情面をコントロールする場所です。
「視床下部」とは自律神経をコントロールする場所です。
「下垂体」とはホルモンをコントロールする場所です。

メンタル面の強いストレスが長期間続くと脳の中のこれらの部位が疲れて機能が低下します。
その結果「感情面の不安定」、「自律神経の乱れ」、「ホルモンバランスの乱れ」が
発生します。

「副腎」とは様々なホルモンを分泌して体をストレスから守ってくれる部位です。
ストレスが強いと副腎が体をストレスから守ろうとしてホルモンを大量に分泌します。
代用的なホルモンとしては「アドレナリン」、「ステロイド」などがあります。

副腎がホルモンを大量に分泌し続けると次第に疲労してきて、
ついにはホルモンの分泌が減少してしまいます。
その結果体に様々な不調が発生します。

当院の施術の方針としては、
不調が発生しているすべての部位を回復させることを目指します。
そのために、いくつかのテクニックを併用して施術を行いましたが、
施術内容は当院独自のメソッド(施術方式)となります。

1回目の施術後の患者様の感想としては

「1回目の施術が終わった後からすごく眠くなって当日はよく眠れました」
「翌日の朝はしばらく感じたことがない位体が軽くてスッキリと起きれました」
とのことでした。

その後も毎週1回のペースで施術を行いましたが、1クール(5回)終了後の
患者様の主な感想は下記です。

・疲労感は以前の半分位に軽減した。
・以前より良く眠れるようになった。
・仕事中の集中力がかなり回復した。
・頭痛やめまいはほとんど出ていない。

「最初から比べるとすごく良くなりました、この分なら休職しなくて大丈夫そうです」
とのお言葉を頂きました。

仕事が引き続きハードということなので、
現在のところは、2週間に1回の間隔で通院していただいていますが、
「以前とくらべれば体がかなり楽で、仕事も支障なくできています」
とのことです。

「うつ病」や「自律神経失調症」は一般的には「心の病」と考えられがちですが、
実際は心の病ではありません。
長引く心身両面のストレスから脳や内臓が疲労して機能が低下し、
その結果として様々な不調が発生するのです。

よって疲労して機能低下している脳や内臓を元気にすることで、
本来の元気な体を取り戻す事が出来ます。

 

当院では、「うつ病、自律神経失調症、パニック障害、慢性疲労症候群」で
お困りの患者様専用のコースを設けております。

お困りの方は一度当院にご相談下さい。
多くのケースでお役にたてるはずです。

「うつ、自律神経失調症、パニック障害、慢性疲労症候群」改善特別コース!

 

 

 

 


うつ病・自立神経失調症で休職中の女性会社員の改善例。

システムエンジニアをしている女性会社員の患者さんです。
仕事がら連日長時間の残業が続き、とうとう体が動かなくなり、
幾つかの病院へいったところ、「うつ病」、「自律神経失調症」など診断され、
現在休職して1年が経つものの一向に症状が改善しないとのことです。

主な症状としては、
頭が重い・ボーットする、体がダルイ、精神的落ち込みや焦燥感が強い、やる気がでない、
不眠、食欲がない、本を読んだり資料を読んだり出来ない、集中力が続かない 等です。

最初に検査をしたところ、根本原因としては主に次の三点が見つかりました。
1、脳脊髄液の循環不良。
2、脳の疲労。
3、肝臓と副腎の不調。
上記の三つはうつ病や自律神経失調症の患者さんの代表的な根本原因です。

うつ病は良く「心の病気」とか「心の風邪」などと言われますが、
実際は心の問題ではなく、「脳や内蔵の慢性疲労」が原因です。

強いストレスがかかることで、脳や内蔵が疲労し働きが悪くなり、
その結果、体や心理面に不調が出始めるのです。
よって、脳や内蔵を元気にすることで多くの場合は改善可能です。

さて、今回の施術ですが主に下記三点の施術を行いました。
1、脳脊髄液の循環を悪くしている骨盤の歪みを矯正。
2、脳を活性化させて自律神経やホルモンの働きを改善。
3、肝臓と副腎を活性化させる施術。

最初の1クール(5回)は週1回の頻度で通院していただきましたが、
1クール終了後は、
「体が少しづつ元気になってきた感じがします。不調感も減って来ました」
とのこと。

その後は週2回の頻度で通院していただきましたが、
初診から3ヶ月後は、
「体の不調は当初の20%程度になりました」
「そろそろ仕事をやってみようという気持ちが出てきまし」
とのこと。
ご本人さんはそろそろ復職したいとの希望でしたが、

ここで焦るとまた悪化してしまうケースも多いので、
もう少し施術を続け、患者さんが十分に自信が持てるレベルにまで回復してから
復職を考えた方が良いのでは、とアドバイスさせていだきました。

その後週2回のペースで更に2ヶ月通院していただきましたが、
主治医の先生と産業医の先生の両方から、復職のOKがもらえたそうなので、
1ヶ月程復職に向けてのリハビリをされて無事復職されました。
当院をご利用になってから6月後の復職です。

最初は軽減勤務から開始され、復職してから3ヶ月後に、
通常勤務に戻りましたが、元気に勤務出来ているとのこと。

順調な回復で良かったです。
うつ病や自律神経失調症は「心の問題」ではありません、
「脳や内蔵の疲労」が原因です、
よって原因である、脳や内蔵を元気にすれば改善可能です。

お困りの方は一度ご相談下さい、
多くのケースでお役に立てると思います。

 

 

 


うつ状態、自律神経失調症、不定愁訴の改善方法

当院をご利用の患者様の約20%が自律神経の乱れやうつ状態そして不定愁訴とよばれる原因不明の、慢性疲労、めまい・耳鳴り、頭痛、などで困りの患者さんです。

このような症状でお困りの方は間違いなく根本原因を抱えていらっしゃいます。
根本原因の主なものは下記の3点です。
1、脳脊髄液の循環不良
2、自律神経・ホルモンの乱れ
3、内臓の不調(肝臓、膵臓、副腎、小腸等)

脳脊髄液はあまり聞きなれない言葉なので少し説明しておきます。
脳脊髄液とは脳みその周辺と背骨の中の脊髄の周りを循環している液体ですが、
その役割りは主に三つあります。
1、脳みそや脊髄神経へ栄養分を運搬する。
2、脳みそや脊髄神経の老廃物を排泄。
3、脳みそや脊髄を衝撃から守ってくれる。

脳脊髄液はこのように脳や脊髄神経にとって大変重要な役割をになっています。
この脳脊髄液が脳と脊髄の間をチャンと循環してくれていれば問題がないのですが、骨盤が歪んでくると背骨も歪み脳脊髄液の循環が悪くなります。そうなると脳や脊髄神経に栄養が十分に行き渡らなくなり脳や神経の働きが低下します。そうなると体全体のコントロール上手く出来なくなります。その結果が体全体の不調を誘発します。

うつ病、自律神経失調症、不定愁訴等を改善する為には最初に根本原因を改善します、
おもに下記のような施術です。
1、骨盤を矯正して背骨の歪みを取り脳脊髄液の循環を改善します。
2、脳を活性かさせて自律神経やホルモンの働きを良くします。
3、弱っている内臓を元気にする施術を行います。

根本原因を改善したうえで、さらに症状に応じて個別の施術を行って行きます。
このような施術を行うことでうつ病、自律神経失調症、各種不定愁訴の90%以上は改善可能です。

お困り方はお気軽にご相談下さい、お役に立てるはずです。

 

 

 


うつ状態、慢性疲労症候群の改善例

うつ状態でお困りの20代の女性の患者さんの改善例です。

この患者さまは1年以上会社を休職中。
慢性的な強い疲労感に加えて、頭痛、めまい、不眠、便秘、無気力感等も強いとのこと。
病院では「慢性疲労症候群」と診断されていたそうです。

最初に検査をしたところ根本原因は主に3点でした。
1、脳脊髄液の循環不良。
2、肝臓、副腎の機能低下。
3、自律神経・ホルモンの乱れ。

最初の上記の根本原因を改善するための施術を行い、
最後にカチカチに凝り固まった肩と首の筋肉をほぐす施術を行いました。
最初は週1回程度で合1クール計5回の施術を実施、
この段階で症状は50%程度まで軽減されて来たそうです。

その後は2週間に1回の頻度でもう1クール通院していただきました。
2クール合計10回の施術終了後は症状は最初の約20%程度まで改善したとのこと。

その後は3週間に1回の施術に切り替え、

職場復帰に向けて仕事が出来る体力を付けるためのリハビリ等についてもアドバイスさせていただきました。
結果当院をご利用になってから約半年で職場復帰にまでこぎつけました。
今もメンテナンスの為に月1回通院していただいておりますが、
職場復帰してから半年以上が経過し先月から軽減勤務を終了して通常勤務に戻られたそうですが、
元気仕事ができているとのこと。

うつ病や自律神経失調症でも根本原因から改善してゆけばチャンとよくなるケースがほとんどです。
お困りの方は一度ご連絡下さい、お役に立てるケースが多いと思います。

 

 


うつ病の改善例です。

30代の男性の方で仕事はSEです。
(うつ病や自律神経失調症のはSEの方がとても多いです)

病院でうつ病と診断され2カ月休職後復職しましたが、
また体調が悪くなり再度休職されているとのこと。
主な症状は強い疲労感、頭の詰まり感、頭痛、首・肩の痛み、集中力が続かない等でした。

根本原因を検査したところ主に下記の3点の異常がみつかりました。

1、脳脊髄液の循環不良。
2、自律神経・ホルモンの乱れ。
3、肝臓、副腎、小腸の不調。

最初に根本原因を改善する施術を行い、
その後にカチカチに凝り固まっている、アゴ、頭、後頭部の筋肉を緩める施術を実施。
最初の施術後から身体の調子が良くなって来た感じがあったそうで、
その日の夜は何年かぶりにスッキリと寝れたそうです。

その後は施術ごとに体調は良くなってゆかれて。
合計10回約3ヶ月間の施術終了後にめでたく復職することが出来ました。

その後も月1回のペースで通院していただいておりますが、
復職から1年間経過した今でも元気に仕事をされています。

この患者さんの改善例は特別なケースではなく、
うつ病の患者さんの平均的な改善例です。

うつ病や自律神経失調症と診断されたケースでも
根本原因から良くして行けば十分に改善可能です。
お困りの方は是非ご相談下さい、お役に立てるはずです。

 


30代後半男性教師のうつ病改善例です。

30代後半の学校の先生です。
学校でのストレスが原因で自律神経失調症と診断され1年以上休職されていました。
主な症状は不眠、頭痛、頭の詰まりかん、イライラ、不安感で毎日がとても辛いそです。

検査の結果根本原因は主に下記の3点でした。
1、脳脊髄液の循環不良
2.肝臓、胃、十二指腸、副腎の機能低下
3、自律神経・ホルモンの乱れ
この患者さんは自律神経・ホルモンの乱れがとても強く出ていました、
学校でのストレスが相当強かったのではと推測されます。

最初に根本原因を改善する施術を行いましたが、
特に自律神経とホルモンの働きをよくするために、
脳みそを活性化させる施術を入念に行いました。

そのの後でカチカチに凝り固まった、
腰、肩、首、アゴ、こめかみ、頭頂部の筋肉を入念に緩めました。

1回目の施術後には不眠が改善。
2回目の施術後からは頭痛やイライラが改善されて来たそうです。
その後も施術の度にに不調が軽減されて行き、
約20回の施術終了後(約8ヶ月)で職場復帰を果たされました。

最初は軽減勤務から始まりましたが、すこしづつ勤務時間を増やして行かれて、
復帰から1年たった現在は通常の勤務に戻る事ができたそうです。

今回ご紹介した患者さんは当院をご利用された患者さんの中でもかなり重度のうつ症状でしので、
改善までに少し回数と時間がかかりましたが、チャンと改善を実現されました。

重度のうつ病でお困りの方でも諦めないで下さい、
少し時間と回数がかかるかもしれませんが改善は可能です。

 

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