20代の女性患者さんです。中学校の教師で八王子市からのご来院です。
昔から慢性的な首のコリ、肩のコリが有りましたが、
最近は左半身、特に肩甲骨の痛みと左の腕の重だるさやシビレが気になりご来院されました。
検査の結果ですが、根本原因としては
1、胃の不調
2、自立神経の乱れ
の反応が強く出ていました。
胃が弱ると内蔵体性反射により左の首、肩、肩甲骨、腕にかけての筋肉に
緊張が発生し痛みやシビレ、重だるさが発生します。
今回の症状は胃の不調が大きく影響を与えていると推測されます。
胃は内蔵の中でも特にストレスの影響を受けやすい臓器です、
ストレスが強くなると自立神経が乱れその結果胃の不調が派生します。
色々聞いてみると、痛みが出る前に部活の顧問になり、
ストレスが相当強い状態だったとのこと。その頃から胃の調子も悪かったとのことです。
強いストレスが胃を弱らせたと推測されます。
施術内容としては主に下記の3点を行いました。
1、自立神経の調整
2、胃を元気にする施術
3、緊張した筋肉を緩める施術
結果ですが、
自立神経を調整しその後で胃を元気にする施術を行うと、
その場で痛みを発生させている筋肉の緊張が取れました。
患者さんも「体がふわっと軽くなったとのこと」
1回目の施術後には痛みや重だるさは50%程度にまで改善。
その後もどんどんよくなり、1クール(5回)終了後には
肩甲骨から腕にかけての痛みや重ダルさは無くなりました、
胃の不調感も出なくなったそうです。
今回の患者さんのように、
内蔵の不調が痛みやシビレの原因となっているケースはとても多いのですが、
原因を正確に把握し、適切な施術を行えばチャンと改善出来ます。
上記のような症状でお困りの方は、ご相談下さい。
お役に立てるはずです。