すぐに症状が出ないので気が付かないのですが、実際にはじわじわと身体じゅうで炎症が進行しているのです。
さらに、気付かずにその食べ物を食べ続けることによって体全体に慢性的な炎症が起こり、様々な不定愁訴が現れます。

また、血管がダメージを受け続けることで動脈硬化による心筋梗塞や脳梗塞、細胞の中のDNAが傷つけられることでガンの発症にもつながると考えられています。
遅延型フードアレルギーを引き起こす抗体はIgg抗体です。即時型アレルギーを引き起こすのはIge抗体なのですが、この抗体の違いにより症状に差が出ます。

※一般的に行われているアレルギー検査は、即時型アレルギーの原因となっているIge抗体をチェックする検査です。よって一般的に行われているアレルギー検査では遅延型アレルギーを見つける事は出来ません。

Igg抗体は、同じ食べ物を頻繁に摂取することで作られます。よって、好きな食べ物や健康の為に毎日食べて続けているものにアレルギーが出ている事が多いのも特徴です。

遅延型食物アレルギーにより発症する症状は１００種類以上報告されていますが、代表的な症状としては下記です。

《中枢系》
不眠、疲労感、慢性疲労、倦怠感、体がだるい、集中力欠如、無気力、頭痛（偏頭痛）、めまい、耳鳴り、メニュエル病

《消化器系》
膨満感、下痢、便秘、胃痛、腹痛、胸焼け、吐き気、腹部にガスが溜まる、下っ腹ポッコリ
《皮膚》
アトピー性皮膚炎、湿疹、ニキビ、肌荒れ、肌の色のクスミ、疥癬、口内炎、目のくま
《痛み》
頭痛、肩こり、腰痛、坐骨神経痛、膝痛、足首痛、手首痛、腱鞘炎、関節炎、手指のこわばり
《神経系》
うつ病、自律神経失調症、パニック障害、適応障害、起立性調整障害、お子様の発達障害
《その他》
生理痛、生理不順、不妊、流産、むくみ、体重増加

このように、様々な不調が発生する原因となっているのですが、遅延型食物アレルギー自体が最近報告されたアレルギーの為、お医者さんでもあまり知識がない人が多いようです。
よって、病院へ行ってもアレルギーの存在を自体を見過ごされてしまったり、他の病名を付けられてしまうケースが多いようです。

遅延型アレルギーを起す原因となっている代表的な食物は下記です。

《４大食品》
小麦製品、乳製品、大豆製品、卵製品

その次に多いのは、
米（特にもち米）、コーヒー、チョコレート、ショウガ、イースト菌、リンゴ、ニンジン、バナナ、ビール酵母、味の素（インスタント食品、外食、総菜等に沢山使用されています）等です。

その他でも、健康の為に良いと思って毎日食べている食品や、サプリメント等でアレルギーを起しているケースも良く見受けられます。

当院では、各種の検査を行う事で、遅延型アレルギーの有無と何にアレルギーを起していているかを探って行きます。
その際には、アプライドキネシオロジーと呼ばれているアメリカで開発された施術方法の「筋肉反射テスト」やツボの触診、腹部の触診等を使用します。
かなり正確に推測出来ます。

その上で主に下記のような処置を行います。
１、アレルゲンと推測される食物を３ヶ月間食べないようにアドバイスさせて頂きます。
２、アレルギーを発生させる根本原因である内臓の疲労（小腸、肝臓、脾臓、虫垂）の回復。
３、自律神経・ホルモンの調整。
４、アレルギーを発症しにくくなる食生活の指導。

このような施術を行う事で、病院でも治らなかった慢性的な不調が、かなり劇的に改善するケースが多いです。

上記のような症状が有って病院へ行っても
「特に悪い所はない」、「原因は良く分からない」、「自律神経の乱れでしょう」、「ストレスでしょう」等と言われて原因がハッキリしない不調でお困りの方は、
一度当院（千歳烏山の世田谷カイロ整体院）を利用して見て下さい。

多くのケースで改善を実現して頂けるはずです。

遅延型食物アレルギーの詳しい記事は下記です。
詳しい記事はコチラを読んで下さい。