当院をご利用の患者様は子育て世代の方が多いのですが、お子様の発達障害についてのご相談を受ける事が良くあります。
親御様も大変お悩みになられている事が多いので出来るだけお役に立てばと思い、お子様の施術をさせて頂く事もあります。
今までで施術をしたことがあるのは、
多動性障害、学習障害、です。(病院で診断されています)
このように病院で診断された症状でも、施術をすることによりかなり良い変化が出ています。
一番変化がハッキリと出るのは「多動性障害」です。施術中から落ち着きが出てくるのが分かります。1クール(5回)施術するとかなりの改善がみられます。
学習障害についても、
1クール(5回)の施術後は「文字が読めるようになった」、「勉強する姿勢が出てきた」、「理解力が上がった」等の変化が出ています。
発達障害は先天的と考えられがちですが、私が施術経験では後天的な要因もかなり有ると考えています。
学習障害の後天的な原因として考えられるのは主に下記の2点です。
1、脳脊髄液の循環不良。
脳脊髄液とは脳性で生産されるリンパ液に似た体液です。
この液体は脳の中を循環し、背骨の中を通って骨盤の部分まで運ばれて、また脳に戻って来るという循環をしています。
脳脊髄液の主な働きは、
①脳神神経や背骨の中を通っている脊髄神経に栄養分やセロトニン等の神経伝達物質を運搬する。
②脳や脊髄神経で発生した老廃物を搬出する。
このような働きを持った脳性髄液の循環が悪くなっているのと、脳や脊髄神経の働きが低下し発達障害が発生しやすくなります。
2、自己免疫が脳神経を攻撃し脳が炎症を起こしている状態
最近の研究で、発達障害は脳の自己免疫疾患(白血球の働きが強すぎて白血球が脳の神経を攻撃してしまい、脳が炎症を起こしている状態)が原因との説が有力視されています。
私の臨床経験でも発達障害のあるお子様は例外なく、強いアレルギーを持っています。中でも多いのが「遅延型食物アレルギー」と呼ばれるアレルギー疾患です。
「遅延型食物アレルギー」とは体の中にいる白血球が食物に含まれているアレルギー物質を敵とみなして激しく攻撃してしまう状態です。この働きが過剰になると、白血球は食物の中に含まれているアレルギー物質だけなく、自分の細胞まで攻撃します。
分かりやすい例としてはアトピー性皮膚炎などが挙げられますが、これは、白血球が皮膚を攻撃することにより発症する現象です。
白血球は皮膚だけでなく体全体の細胞攻撃しますので、この攻撃が脳神神経に及ぶと脳が炎症を起こした状態となり、脳の働きが著しく低下してしまいます。
また、遅延型食物アレルギーが起きる原因は腸内細菌のバランスが悪い事が原因と考えられています。
腸内細菌の中の特定の最近が少ないとアレルギーが起こりやすくなると考えられています。
当院で行っている施術方法ですが、主に下記の3点です。
1、脳脊髄液の循環を良くする
仙骨頭蓋骨療法と呼ばれるテックニック使って脳脊髄液の循環を回復させます。
2、アレルギーを鎮静化させる施術を行う。
アレルギーは小腸、虫垂、胸腺の働らきを良くすることでかなり改善出来ます。
3、腸内細菌のバランスを良くする指導。
善玉腸内細菌を増やすために有効な食事方法をアドバイスさせて頂きます。
これらの施術を行う事で、発達しょうがもかなり改善が可能です。
改善度合いは症状のタイプや程度に応じて差異はありますが、
親御さんが見て、今まで良く良くなったと感じて頂けるレベルの改善は可能です。
文面では細かいところまでは、なかな説明しきれないのですが、
この記事を見て施術を受けて見たいと思われた方は、一度お電話にてご連絡下さい。
施術を受ける前に不安や不明点等ある方は一度お電話下さい、時間の許す範囲内でご説明させて頂きます。
03-5969-9079