最近の冷え込みで風邪をひかれた患者様が目立ちます。
今日は風邪の原因になりやすい脾臓につ説明して見たいと思います。
脾臓(ひぞう)は、馴染みの一般的には馴染みの薄い臓器ですが
免疫機能に大きな影響を与える臓器です。
脾臓はウイルスや細菌をやってけてくれる「リンパ球」を生産し貯蔵しています。
風邪などのウイルスが体の中に侵入してくると脾臓からリンパ球が出撃してゆき、
ウイルスを退治してくれます。
この働きがチャンと保たれていれば風邪のウイルスが体内に侵入してきても、
チャンと退治してくれて風邪をひくことはありません。
しかし、脾臓が弱っているとウイルス退治することが出来ずに風邪にかかってしまうのです。
注)脾臓の役割には未解明な部分が多くて諸説があります。
脾臓は疲労や冷えにとても弱い臓器です。
よって、寝不足が続いたり体を冷やしたあとに脾臓が機能低下して
免疫力が落ち風邪をひきやすくなります。
年末に近づき忙しさが増し、寒さの強まるこれからは、脾臓弱りやすい時期ですので、
睡眠をしっかりとり、冷え対策もしっかりして乗り切って下さい。