60代の女性の患者さんです。
1年程前から右の臀部と太ももの裏に痛みとシビレが続いているそうです、
歩いていると2~3分たつと痛みとシビレが強くなり長い距離は歩けなくなるそうです。
病院では脊柱管狭窄症と診断され、
医師からは狭窄症は「治らない」と言われたそうです。
すこしでも良くなればと思い接骨院にも通っていたそうですが一向に改善しないので、
諦めていたところ、娘さんが当院の患者さんだったので
「あそこの先生なら何とかしてくれるかもよ」
と言われて当院をご利用になりました。
最初に、各種の検査を行い 体をチェックしたところ、
今回の痛みの原因は狭窄症ではないと推測されました。
痛みが強い部分にかなり強烈なトリガーポイント(筋肉に発生した強い痛みを誘発する硬いコリ)が発生していました。
今回のケースは、筋肉に発生したトリガーポイントが痛みの真犯人の可能性が高いと推測されました。
また、トリガーポイントを発生させた根本原因として、
下記の2点が見つかりました。
1、骨盤の歪み(骨盤が歪むと筋肉に負担が発生しま)
2、腎臓の機能低(腎臓の調子が悪くなると腰~臀部の筋肉が緊張します)
3、自律神経の乱れ(自律神経が乱れると全身の筋肉が緊張します)
病院で「脊柱管狭窄症」と診断されても、
今回のように、痛みの原因が狭窄症ではないケースがかなり多いです。
このような症状を当院では「狭窄症もどき」と呼んでいます。
今回の施術は主に下記の内容です。。
1、骨盤の矯正。
2、内臓を元気にする施術(特に腎臓)
3、自律神経の調整。
4、トリガーポイントを緩める施術。
結果ですが、
3回目の施術後ぐらいから痛みやシビレが緩和されてきました。
5回目の施術後は痛みシビレが半分以下になったそうです。
現在8回目の施術が終わったところですが、シビレ痛みも共に少し気になる程度で、
元気な時と同じように歩けるようになられています。
本当の狭窄症で「痛み・シビレ」が発生している場合は今回のような施術回数では良くなりません。
15~20回はかかります。よって今回の痛み・シビレは「狭窄症もどき」であったと思われます。
病院で狭窄症と診断されても「狭窄症もどき」のケースがかなり多いです。
「もどき」の場合は短い回数で改善が可能です。
この辺りの見極めは当院で体をチェックすれば判別可能です。
狭窄症と診断された方でも諦めずい一度お困りの方は一度ご相談下さい。
多くのケースでお役にたてるはずです。