毎年冬季は「不定愁訴」でのご予約が増えますが、今年も例年通りご予約が多くなっています。
・日照時間の減少によりセロトニンの生産が減る。
・寒さで体が冷える・内臓が疲労する。
・外出が減ることで運動不足になる。
・寒暖差により自律神経やホルモンのバランスが乱れる。
などが主な要因と考えられています。
不定愁訴とは
「原因が良く分からない心身の不調」という意味です。
代表的な病名としては、
「うつ病」、「自律神経失調症」、「慢性疲労症候群」等ですが、
その他にも下記のような症状も含まれます、
慢性疲労、倦怠感、胃腸の不調、めまい、みみなり、頭重感、頭痛、動悸、冷え、
自律神経やホルモンの乱れ、代謝の低下、便秘、下痢、腹部の膨満感、
咳がとまらいな、喘息 など。
その他にも
慢性的な肩こり、頭痛、腰痛、坐骨神経痛などの痛みも含まれます。
これらの症状でお困りの方は、病院で検査をしてもらっても、
「検査数値に異常はありません」
「たぶん疲労やストレスが原因でしょう」
「体に悪いところはないので心療内科に行って下さい」
と言われるケースが多いようです。
しかし、不定愁訴にも必ず根本原因があります、
不定愁訴の原因として多いものは下記です。
1、ストレスが原因となって脳が興奮したり疲労している。
ストレスが長引くと、脳の中の扁桃体、海馬、背外側前頭前野、視床下部、下垂体と呼ばれる部分が興奮したり疲労したりします。
その結果自律神経やホルモンの乱れが発生します。
この状態が長引くと、
頭痛、めまい、耳なり、慢性的な疲労感、動悸、うつ病、自律神経失調症などを誘発します。
2、内臓の疲労が原因となる痛みや不調。
運動をすると筋肉が疲労するのと同じように、内臓に過度な負担がかかると内臓も疲労します。
また、内臓は自律神経やホルモンにコントロールされているので、脳の疲労による自律神経やホルモンの乱れも内臓を疲労させてしまいます。
内臓が疲労すると、
慢性疲労、倦怠感、便秘、冷え、むくみ、動悸、代謝の低下などが発生します。
また、「内臓体制反射」と呼ばれる現象が起きて、筋肉に緊張が発生します。
この状態が長引くと、
肩こり、腰痛、頭痛、坐骨神経痛などの痛みを誘発します。
3、骨盤の歪みによる脳脊髄液の循環不良。
「脳脊髄液」と呼ばれる液体が脳の中で生産されています。
この液体は、脳の中を循環し背骨の中にも流れ込み、また脳に戻って来て脳の血管に吸収されるという循環を繰り返しています。
「脳脊髄液」は脳や脊髄神経に栄養分や神経伝達物質を運搬したり、蓄積した老廃物を排出する重要な役割りを持担っています。
骨盤に歪みが有ると背骨に捻じれが発生し、脳脊髄液の循環が悪くなります。
脳脊髄液の循環が悪くなると、脳や神経に栄養分が十分に行き渡らなくなったり老廃物が蓄積し、
脳や神経の機能が低下してしまいます。
その結果内臓や筋肉の疲労が激しくなり、様々な不調や痛みが発生します。
根本原因上記だけなく他にもいくつかの要因があります。
また、不定愁訴でお困りの方は、根本原因が一つではなく複数抱えている方がほとんどです。
よって不定愁訴を改善するには、
「根本原因」をシッカリと見つけ出す事がとても重要になります。
当院では施術に入る前に、複数のチェックを行う事で
「根本原因はどこなのかか」を
シッカリと確認します。。
その上で、これらの根本原因を改善させる為の施術を行います。
根本原因によって施術内容は異なりますので、
様々なテクニックを組み合わせながら施術を行います。
このように、原因をシッカリと把握して、適切な施術を行うことで、
不定愁訴でお困りの方でも多くのケースで健康回復を実現されています。
不定主訴でお困りの方は諦める前に是非当院にご相談下さい。
健康回復を実現して頂けるはずです。