今月はなぜか坐骨神経痛の患者さんが目立ちます。
お尻、太もも、足先までが痛くてしびれるという女性患者さんの改善例です。
半年前から痛いが出ていて、病院や接骨院に行ったのですが一向によくならなかったので、
当院にご来院いただいたそうです。
病院では「坐骨神経痛」と診断されMRIまで撮とりましたが
「少しヘルニア気味なのでそれが原因かも?」という曖昧な説明だったそうです。
検査をしたところ
1、根本原因は「骨盤の歪み」
2、直接原因は「筋肉に発生したトリガーポイント」
でした。坐骨神経痛では一番多いケースです。
骨盤が歪むと体のバランスが崩れて、腰やおお尻、太ももの筋肉にコリが発生します。
このコリがひどくなると「トリガーポイント」という痛みやシビレを発生させる硬い硬結状のコリが出来ます。
トリガーポイントは関連痛と言って離れた場所にまで痛みやシビレを飛ばします。
今回の患者さんも腰、お尻、太ももの筋肉の中に沢山のトリガーポインが見つかりました。
施術ですが
最初に根本原因の骨盤の歪みを矯正します。
次に痛みやシビレの直接原因のトリガーポイントを緩めて行きます。
結果は
1回目の施術後は、「痛みやシビレが少し楽になった感じ」とのこと。
1クール終了後には「痛みはシビレは感じないが違和感が少し残っている」
まで改善しました。
「違和感もチャンと取りたい」という患者さんの要望でもう少し通院していただくとになりましたが
後数回で違和感もなくなるはずです。
坐骨神経痛は病院に行くと「軽いヘルニア」とか「ヘルニアっぽい」
と言われる事が多いようですが、
当院の診断ではヘルニアが原因でないケースがほとんどです。
一口に坐骨神経痛と行っても原因は様々なのですが、一番多いのは今回の患者さんのように
1、根本原因が「骨盤のズレ」
2、直接原因が「トリガーポイント」
のケースですが、原因が上記の場合は比較的短い回数でよくなります。
順調に回復すれば5回程度、すこし長引くと8回程度で10回以上かかる人はほとんどいません。
「軽いヘルニア」と診断されたケースでも是非一度当院にご相談下さい。
きっとお役にたてると思います。