今月は坐骨神経痛の改善例をご紹介しておりますが、今回も坐骨神経痛の改善例をご紹介します。
毎年11月の末から12月初旬にかけて坐骨神経痛が強くなる患者様が多いです。
その理由の一つは腎臓です。
腎臓は冷えに弱い内臓です、中でも、寒さに体が慣れていない晩秋から初冬の時期に、急に冷え込みが強くなると腎臓に大きな負担がかかり機能低下してしまいます。
内臓が機能低下すると「内臓体制反射」と呼ばれる現象が起きて、内臓ごとに特定の筋肉に強い緊張が発生します。この筋肉の緊張が続くと次第に痛みが発生して来ます。
腎臓は腰からお尻にかけての筋肉に強い緊張を発生させますので、腰痛、ギックリ腰や坐骨神経痛を誘発します。
本日の改善例は、30代の主婦の患者さんです。
2年程前に、慢性腰痛&坐骨神経痛で当院をご利用されて、症状が良くなって卒業されたのですが、その後はメンテナンス目的で3ヶ月に一度の頻度でご利用して頂いています。
その患者さんから、
「先生急に坐骨神経痛が再発しました」とのご連絡が有りましたので、
休憩時間を利用して緊急対応させて頂きました。
※当院は現在予約待ち1ヶ月以上ですが、定期メンテナンスでご利用して頂いている患者様は休憩時間等を利用して緊急対応をさせて頂いております。
身体をチェックした結果、腎臓が弱っているサインが強く出ていました。
また、腰~お尻にかけての筋肉に強い緊張が発生していました。
色々お話を聞くと、お子さんのサッカーの試合が有ったので、先日の寒い日に、河川敷の風が強い中で一日中応援していたそうです。
この寒さで腎臓が弱ったものと推測されます。
腎臓が弱ると、下半身が浮腫んだり、おしっこの回数が増えたりするのですが、どちらも当てはまるとの事。
さて施術ですが、主に下記の3点の施術を行いました。
1、腎臓を元気にする施術。
2、腰やお尻の筋肉の緊張を緩める施術。
3、自律神経を調整する施術。
結果ですが、ご来院時は寝返りを打つのも痛い状態でしたが、施術後は
「寝返りが楽に出来ます」との事。
立ち上がってもらって歩いてみて頂いても
「痛みはほとんどありません」
との事です。
腎臓を早く回復させる為に、2~3日カイロを背中の側の腎臓の部分に張って頂く事と、
暖房や重ね着で体を冷やさないように注意して頂く事をアドバイスさせて頂きました。
「痛みがひどいようなら又電話下さいと」とお伝えしましたが、
その後電話がないので痛みは治まったと思われます。
このように、急な腰痛や坐骨神経痛は「腎臓の機能低下」のケースがとても多いのですが、
腎臓が慢性的に弱っている方は、慢性的な腰痛や坐骨神経痛が出てしまいます。
内臓が原因の腰痛や坐骨神経痛は、
いくら骨格を矯正したり、筋肉をマッサージしても治りません。
当院では内臓の調整に力を入れていますので、内臓が原因の痛みにも高い改善実績を上げております。
慢性的な腰痛や坐骨神経痛で、整体や接骨院へ行って、
骨格を矯正してもらったり、筋肉をマッサージしてもらっても治らない場合は、
内臓が原因のケースが考えられます。
このような場合は是非当院をご利用してみて下さい。
多くのケースで改善を実現して頂けるはずです。
03-5969-9079
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