9月に入ってからご来院の患者さんに花粉症でお困りの方が目立ちます。
また患者様に花粉症の自覚がなくても、
下記のような症状でお困りの方が目に付きます。
1、カゼの症状が1週間以上続いている。(特に咳がひどい)
2、急に発熱した。じん麻疹が出た。アトピーの症状がひどくなった。
3、お腹の調子が悪い。下痢や軟便の症状が続いている。
4、家族に咳がひどい人がいる(咳喘息で入院した人もいます)
このような症状でに心あ当たりがある方は花粉アレルギーの可能性があります。
秋の花粉症ので一番多い原因は「ブタクサ」です。
花粉症の原因としてはスギ、ヒノキについでブタクサが3番目に多いそうです。
特に今年は例年に較べてブタクサ花粉の飛散量が多いようです。
首都圏では9月1~3日にかけて大量の花粉が飛散し(場所によっては昨年の20倍以上)、今年になって初めてブタクサ花粉症を発症した人が目立ちます。
【咳が出やすいブタクサ花粉症】
ブタクサ花粉症の特徴は「咳の症状」が強く出ることです。
ブタクサの花粉はスギの花粉よりも粒子が小さいので、
花粉が気管支や肺の中まで入り込みます。
花粉が気管支や肺に入り込むことで気管支や肺が
アレルギー反応を起し咳を発生させます。
最悪の場合は気管支喘息に発展してしまうケースも有ります。
【9月の中旬に定期メンテナンスでご来院された女性患者様の改善例です】
10日程前から風邪をひいてなかなか治らないとのこと。
特に咳がひどいそうでご来院時もかなりの咳をしていらっしゃいました。
体を詳しくチェックしたところ、
花粉アレルギーの患者様に不調が現れやすい、
肝臓、小腸に強く不調のサインが出ていました。
風邪の場合は脾臓に不調のサインが現れます、
よって今回の患者さんは風邪ではなく花粉症の疑いが強いです。
色々質問してみると、
「元々スギ花粉症があり以前アレルギー検査をしてもらった時に
ブタクサにもアレルギー反応が出たとのこと」
症状や体をチェックした内容から総合的に判断すると、
今回はブタクサ花粉症の可能性がかなり強くなりました。
【施術内容ですが、主に下記の2点を実施しました】
1、小腸・肝臓を元気にする施術。
2、自律神経・ホルモンを調整する施術。
3、首、胸、横隔膜を緩める施術。
結果ですが、施術を行った直後から
咳や鼻水などの症状が収まりました。
外出時にマスクをするようにアドバイスさせていただいて、
また1週間後にご来院して頂きましましたが、
施術後は咳や風邪の症状は出ていないとのこと。
花粉アレルギーは免疫機能を持っている、
小腸や肝臓が花粉を悪いモノと判断して異常反応を起こすことから発生します。
特に小腸に在中している白血球が花粉を体にとって悪いモノと判断し
「抗体」を分泌すると強い花粉症の症状が現れます。
よって免疫系の機能を持っている、肝臓や小腸の働きを良くすることで、
肝臓や小腸が花粉を異物と判断しなくなり抗体も分泌されないので、
花粉症の症状が出なくなるのです。
当院の過去の経験則では、
・風邪が長引く。
・咳が続く。
・せき喘息・気管支喘息と診断された。
・毎年同じ時期に咳が出る。
などの症状は花粉アレルギーが原因のケースがかなり多いです。
このような場合は内蔵や自律神経を調整することで
多くの場合改善が可能です。
・咳が続く
・咳喘息・気管支喘息と診断された、
・毎年同じ時期に喘息が出る。
等でお困りの方は一度ご相談下さい。
お役に立てるケースが多いはずです。