9月~10月にかけて、頭痛でお困りの新規患者様が目立っています。
よって今回は頭痛の改善例をご紹介します。
20代の女性看護師さんです。
元々頭痛持ちだったそうですが、半年位前から発生頻度が増え、痛みの程度も強くなって来たそうです。最近は毎日頭が痛くて、頭痛薬が手放せないとのこと。
脳に問題があるかもしれないと思い病院でMRIを撮りましたが、診断結果は、
「脳に問題はありません」
「自律神経の乱れが影響しているかもしれませんね」と言われて
頭痛薬を出してくれたそうです。
当院では最初に体のチェックを行いますが、
脳の中にある「偏桃体」と呼ばれる部位が強く興奮しているサインが出ました。
※アプライドキネシオロジーと呼ばれるメソッドの診断方法である「筋肉反射テスト」を使ってチェックを行いました。
扁桃体とは脳の中でも最初に出来た古典的な場所で爬虫類の脳ともよばれています。
役割は主に二つあって、
1、自分が危険か安全かを判断する。
2、感情を感じる。
の役割をになっています。
この扁桃体は特にネガティブ系の感情に強く反応します。
怒り、心配、不安、恐怖、嫌いな人がいる、嫌な事をしなければならない、
等々の感情に強く反応します。
このようなネガティブ系の感情が続いていると、
扁桃体は興奮しっぱなしの状態となってしまいます。
興奮状態が続くと実際に偏桃体は腫れるそうです。
扁桃体が興奮したり、腫れたりする事で、周辺の神経を刺激して、
脳自体から痛みが発生します。
この頭痛は、頭の奥がズキズキ痛い感じの頭痛で、
一般的には偏頭痛と呼ばれるタイプの頭痛です。
今回の患者様も、頭痛が酷くなる少し前から、職場の移動があり、
新しい職場では日々ストレスを強く感じる状態が続いていたそうです。
さて施術方法ですが、
クラニアルテクニックと呼ばれる手技を用いて、
1、扁桃体の興奮を鎮静化させる。
2、 脳の中を循環している「脳脊髄液」の循環を良くする。
結果ですが、当院にご来院された時点でも頭痛がかなり有ったのですが、
施術後は「頭痛が無くなり、頭もスゴクスッキリした」、
「頭痛薬を飲んでも治まらなかったのに嘘みたいです」
との事。
一度強い興奮状態になった扁桃体は、すぐに興奮しやすくなっているので、
頭痛を再発させないために、週1回の頻度で合計5回の施術をさせていただきました。
施術を受けている期間は
「ストレスが強い時は頭が重い感じがする事はあるが、 頭痛薬を飲むほどの強い痛みは発生しません」との事でした。
先日メンテナンスの為に3ヶ月振りにご来院頂きましたが、
3ヶ月間の間で薬を飲むほどの強い頭痛は発生していないとの事です。
一口に頭痛といっても色々な原因があります。
主な原因は下記の5点です。
1、脳の興奮。
2、首、肩、顎の筋肉のコリ。
3、内臓の不調による影響。
4、脳脊髄液の循環不調により脳圧が高くなる。
5、脳梗塞や脳腫瘍などの脳自体の病気。
6、「遅延型食物アレルギー」と呼ばれる食物アレルギーの影響。
よって頭痛の治療には、「頭痛の原因は何かを的確に見極める」事が大切です。
そのうえで、原因に応じた適切な施術を行えば頭痛は多くの場合で改善可能です。
※脳梗塞や脳腫瘍等の脳の病気は当院では対応できませんので、当院をご利用頂く前に、
病院でMRIを撮ってももらう事をお勧めします。
その上で「脳に問題ありません」と言われたケースであれば多くの場合で改善可能です。
病院で「脳に異常はありません」と言われた方は、是非当院を利用して見て下さい。
改善のお役に立てるはずです。
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