千歳烏山の整体院は本日１４日（月）はセミナー参加の為に休診日とさせて頂いております。
明日１５日は１０時より施術開始します。
１１月に入って股関節痛の患者様が数件続いていますので、今日は股関節の痛みでお困りの患者様の改善例をご紹介致します。４０歳代の女性患者さんですが、「股関節の内側（恥骨の周辺）の痛みが強くて歩くのもつらい」、「ヨガの授業で足の開脚が出来ない」とのこと。
病院では「股関節の骨と骨の隙間が狭まっているのが原因、先天的な問題だから治しようがない」と診断されたそうです。

当院でチェックした結果、痛みの直接原因は、股関節の周辺の筋肉（恥骨筋、腸骨筋）に発生したトリガーポイント（筋肉に発生した強い痛みを発生させる硬いシコリ状のコリ）でした。

そしてトリガーポイントを発生させた根本原因は「骨盤の歪み」と「子宮・卵巣の不調」と推測されました。
子宮・卵巣の調子が悪いと、「内臓体性反射」と言われる現象が起きて股関節周辺の筋肉に緊張が発生します。この緊張状態が長く続くと筋肉にトリガーポイントが発生して痛みが出現します。

また、子宮・卵巣の不調の原因は「骨盤の歪みです」
子宮・卵巣は靭帯で骨盤に固定されています。よって骨盤が歪むと子宮・卵巣の位置がずれます。位置がずれると子宮・卵巣が腸などの他の内臓に圧迫されて血流が悪くなりその結果調子が悪くなってきます。
この状態が長く続いていると、「卵巣嚢腫」、「子宮筋腫」、「子宮内膜症」なども発生します。

今回の患者様に行った施術は主に下記の内容です。
１、骨盤を矯正して本来の位置に戻す。
２、子宮・卵巣の働きを回復させる。
３、筋肉のトリガーポイントをほぐす。

結果ですが、３回目の施術後から痛みにかなり改善がみられ、５回目終了後は痛みのレベルが最初とくらべて１０～２０％程度まで軽減。
そのほかにも下記の内容についても改善されたそうです。
・股関節の可動域も広がり、ヨガの授業で開脚が出来るようになった。
・今まで生理痛が酷くて生理時は寝込んでいたのに、今回の生理時には痛みが軽かった。
・便秘もひどくて週に１回しか出ないこともあったのに、いつの間にか毎日便通がある。

痛みがまだ少し残っているので、もう少し通院していただく予定ですが、後２～３回の通院で痛みはなくなると思います。

このように「病院で治らない」と言われた症状でも、「根本原因」を見つけ出して施術し行けば、多くのケースで改善可能です。
これは股関節痛だけでなく、肩こり、腰痛、膝痛、などの痛みについても同じです。
痛みの個所によって根本原因は様々ですが、根本原因を見つけ出して、根本原因に応じたな施術を行うことで痛みのほとんどは改善できます。

「慢性的な痛み」、「病院で治らないと言われた」、「他の整体で治らない」などでお困りの方でも諦めないで当院にご相談下さい。
多くのケースで改善を実現できるはずです。

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